Le49
Zurück zur Projektliste- Standort
- 神奈川, Japan
- Jahr
- 2011
RC造の基壇に鉄骨造の白い箱がずれながら搭載された外観に木造の屋根が架かっている。1階北側の静かなアトリエに面する中庭は高塀で囲われ、プライバシーを配慮。東側には水廻りと一体になった寝室を設け、森の緑景がリゾートホテルのような非日常性を演出する。1階とは対照的に、2階にはファミリールームの大空間が広がる。計算された開口部配置によって周辺の森や目前に広がるパノラマの景色が切り取られ、壁面には収納や水廻りが整然と造りつけられている。鉄と木で構成した五角形の大屋根は、大胆かつ繊細なディテールワークでこの大空間の美しさに一役買っている。自然環境との共存、開放性と閉鎖性のバランスが本住宅のテーマである。