自由ヶ丘の家 / Renovation in Jiyugaoka
愛知, Japan
- Architekten
- Airhouse/桐山啓一
- Standort
- 愛知, Japan
- Jahr
- 2013
築40年のRC造のマンションのリノベーションで、「服を収納する」ということから空間を構成していった住宅。クライアントは家で服を試着したり、お気に入りの服や買ったばかりの服を飾っておくのが好きだと言われた。大きなクローゼット空間が欲しいという要望であったが、せっかくの服を完全に隠蔽してしまうのではなく、PLANの中央に大きなクローゼット空間を配置した。そこは「ドレスルーム」と呼び、通路であると同時に見せる収納と隠す収納に分かれ、そのときの状況や季節に応じて常に変化する空間とした。そうすることにより、生活の中にファッションが入り込み、この空間を通るたびに気分が変わるような場所になったのではないかと考える。インテリアは既存の躯体を生かしながらモルタルと鉄で構成し、服や家具により空間が彩られるようなグレーでまとめあげた。
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