環境計画スタジオ

間口6.0m、奥行き32mという京都に多い「うなぎの寝床」とも呼ばれる旗竿敷地に、デザインホテルの感覚を取り入れた賃貸マンションとオーナー住戸を設計した。インテリアはコンクリート打放しの質感に、あかるい木の色味とガラスの透明感を合せ、ミニマルシンプルに仕上げ、細長い敷地を感じさせないクリアな空間としている。外観はステンレスメッシュによるスクリーンファサードの採用により、プライバシーと美観を同時に保つ「現代の京町家」を意識している。

所在地　　京都市
用途　　　共同住宅（賃貸住戸10戸+オーナー住戸）
設計　　　環境計画スタジオ 橋本健・加藤めぐみ
共同設計　髙山美紀
構造設計　我伊野構造設計室
設備設計　M・E・C　佐藤信雄
　　　　　セガ・プランニング　瀬川修一

規模　　　
敷地面積：222.59㎡
建築面積：133.98㎡
延床面積：405.86㎡
建蔽率：59.3％（許容60％）
容積率：179.63％（許容200％）
階数：地上5階
最高高さ：14.65m

期間　　　
設計期間：2011年10月〜2012年3月

敷地
地域地区：準工業地域、準防火地域
　　　　　第三種高度地区（最高高さ15m）
道路幅員：北4.00m

構造　
主要構造：鉄筋コンクリート壁式構造
杭・基礎：杭基礎