六本木HATクリニック
プロジェクト一覧に戻る- 場所
- 東京都 港区, 日本
- 年
- 2016
- クライエント
- Roppongi HAT Clinic
このクリニックは首都高ジャンクションの狭間に位置し、地下鉄六本木一丁目に直結する高層複合ビル低層部に位置しています。内部は敷地形状の影響による変形の平面に高層部を支持する巨大な柱が林立する空間となっており、そこに一般内科の診療検査の諸室と共に温熱療法室と施術前後の更衣室やカウンセリング室等が求められました。
懸案となった変形空間内における細かな諸室の配置は、院長と建築家がともに愛して止まないラグビーをヒントに、巨大柱を避けて設定した楕円導線沿いに患者様の自然な動きに応じて配置することで、患者様の不安を解消し解り易い諸室の関係性や裏導線等の課題を一挙に整理解決しています。