天津ジグザグ
Tianjin, China
- 建築家
- SAKO建築設計工社
- 場所
- Tianjin, China
- 年
- 2012
- クライエント
- Client: Sino-Ocean Group Holding Limited
- チーム
- Principal Architect: Keiichiro Sako
- Architectural Design
- SAKO Architects
- Interior Design
- SAKO Architects
小学校の普通教室と特別教室をそれぞれ4つのヴォリュームに分割し、それらをジグザクに配置しました。向かい合った廊下に、角度の異なる12本のブリッジを掛け、教室群を連結しました。
8つの各ヴォリュームの立面と、4つの階の床面に異なる色を当てがうことで、32種類の組み合わせの場所がつくり出されました。
均質で退屈になりがちな学校建築が一変し、
32のチームカラーのような多様性と独自性ができました。
ヴォリューム間に大きな一枚の屋根を掛けることで、半屋内の5層吹き抜けの共用空間「アトリウム」がつくられました。夏は40度を超え、冬はマイナス1 5度を下回る現地の気候において、このアトリウムはとても有効に利用されます。またアトリウムは細長いプロポーションでありながらも、ジグザグのヴオリューム配置により中心性と一体感が生まれています。
休み時間になると、子供たちが一斉にアトリウムを行き交い、賑やかな声がこだまします。
関連したプロジェクト
Magazine
-
Other Ways of Making Books
1 day ago
-
It Was Fifty Years Ago Today...
4 day ago