商業施設やエンタテイメント施設の開発がすすむ名古屋市臨海部に新しくオープンした立体駐車場の、壁面緑化デザインを担当しました。
地上6階・高さ22.59mの自走式立体駐車場の壁面にワイヤーを張り、ツル性植物を這わせ、その合間から見えるように大小の樹木を配置し、緑の印象を高めています。現地でのモックアップ実験で海辺の厳しい環境に耐えうるツル性植物を厳選し植栽しています。
壁面緑化用資材には白色のPVC被覆SUSワイヤーを採用し、外からの視認性を高めました。本来ならば隠すべきワイヤー自体をデザインすることで、緑の無い時期でも意匠性を維持し続けることをコンセプトとしています。