直射光を嫌った建主の要望から、明るすぎない居住空間をテーマとした。一つのボリュームを分割するように設けた光庭は、垂直のスリットとして通風と採光の機能を担う。また屋根をボリュームから少し浮かせてハイサイドライトを設け、水平のスリットとして間接光を取り入れている。