羽咋高校創立百周年事業としての図書館棟1階ホールの改修。 羽咋高校の卒業生や在学生など、関係者すべての拠り所となるよう、校歌に詠まれた情景をイメージした空間を構想した。遥かに見える気多の浦のゆるやかな稜線、渚に寄せては返す波、たなびく雲などから連想されるやわらかな空間を、ホール上部に木製ルーバーで構成される曲面天井で表現している。
設計:多和良屋+稲荷明彦建築研究室 施工:分離発注