相馬 こどものみんなの家
Fukushima, Japon
- Architectes
- クライン ダイサム アーキテクツ
- Lieu
- Fukushima, Japon
- Année
- 2014
東日本震災の被災地で、新たな地域のコミュニティの拠点を建設するHome-for-All プロジェクトの活動に参加し、福島県相馬市に「相馬 こどものみんなの家」の設計を担当。2015年2月14日に地元の方々の引渡を行った。
「相馬 こどものみんなの家」は、放射能の影響により外で遊ぶことをためらっていたこども達や、地面の上でこどもを遊ばせることを心配している保護者の方々が、安心して過ごせる室内の公園、森をイメージしてつくられた。
公園の中にひょっこり現れる、紅白ストライプ柄が目を引く建物。まるで麦わら帽子のような屋根の形も、見る者の気分を楽しませる。屋根の内側には断面の小さい木材を編み込んだ構造や、木の形をした柱に動物がいるなど、遊び心のある建築的な仕掛けがたくさんある。
屋根は20mm x 120mm の小さな断面の長いカラマツ材を、60℃ずつ3方向に合計9レイヤー編み込んだ構造になっている。フィンガージョイントした20mの木材はしなりやすく、やわらかな3次元の曲面形状をすることができた。
Projets liés
Magazine
-
Luxury Properties With Fire Sale Prices
1 day ago
-
Zen and the Art of Watercolors
5 days ago
-
International 2024 Piranesi Award
6 days ago
-
Sculpted by the Sun
1 week ago